「丹波黒豆の旬はいつ?」——この質問への答えはひとつではありません。
丹波黒豆には旬が2回あります。黒枝豆は10月の約3週間だけ、黒大豆は12月〜1月。同じ豆なのに、収穫時期によってまったく別の食べ物になります。
丹波篠山で農業歴19年、黒豆を作り続けている農家が、時期ごとの味の違いと選び方を解説します。
丹波黒豆の旬カレンダー:年2回の旬を一覧で確認
| 月 | 作業・様子 |
|---|---|
| 6月 | 種まき |
| 7〜9月 | 生育期間(約150日かけてじっくり育つ) |
| 10月上旬〜下旬 | 🫛 黒枝豆の収穫・直売・発送(旬①) |
| 11月 | 畑で自然乾燥 |
| 12月〜1月 | ⚫ 黒大豆の収穫・選別・販売(旬②) |
| 2〜5月 | 土づくり・畑準備 |
丹波黒豆(丹波黒大豆)は6月に種をまき、約5ヶ月かけて育ちます。途中で収穫するか最後まで育てるかで、まったく違う食べ物になります。
丹波黒枝豆の旬:10月の約3週間だけ
丹波黒枝豆は、黒大豆になる前の一番おいしい瞬間に収穫した枝豆です。味わえるのは毎年10月の約3週間だけ。この短さが「幻の枝豆」と呼ばれる理由です。
解禁日は毎年10月第2月曜日(兵庫県の取り決め)。2025年は10月13日が解禁日でした。
10月上旬(解禁〜20日頃)の味わい
- さやが緑色で、豆はやや小ぶり
- 爽やかな香りとフレッシュな食感
- ビールとの相性が抜群
- 枝豆らしいすっきりした味が好きな方におすすめ
10月下旬(21日〜末頃)の味わい
- さやが薄灰色がかり、豆が大きく膨らむ
- ホクホクとした食感と深いコク
- 甘みが増し、豆ごはんや焼き枝豆にも最適
- 黒豆らしい濃厚な味わいを楽しみたい方におすすめ
同じ畑の同じ豆なのに、収穫時期が1週間違うだけで別物になります。丹波篠山の昼夜の寒暖差が日々糖を蓄積させているためです。上旬と下旬の両方を注文されるリピーターのお客様も少なくありません。
丹波黒大豆の旬:12月〜1月が「新豆」の時期
10月に収穫せず畑で育て続けると、11月に葉が枯れ、さやの中の豆が乾燥して黒くなります。これが丹波黒大豆です。12月に収穫し、手作業で一粒一粒選別したものが、お正月のおせち料理の「黒豆」になります。
丹波黒大豆の特徴
- 一般的な黒豆と比べて粒が大きい
- 煮ても皮が破れにくく、ふっくら仕上がる
- 甘みとコクが濃厚
- 新豆(12〜1月)は水に戻す時間が短く、煮上がりもふっくら
おすすめの食べ方
- おせちの煮豆(定番)
- 黒豆ごはん
- 黒豆味噌
- 炒って黒豆茶・きな粉に
なぜ丹波篠山の黒豆は特別なのか
「黒豆は他の産地でも作っているのに、なぜ丹波篠山が有名なの?」——他産地と差がつく理由は3つあります。
① 気候:盆地特有の昼夜の大きな寒暖差が、豆に糖分を蓄積させます。山間部のフルーツが甘くなるのと同じ原理です。
② 土壌:粘土質の土壌が水分をしっかり保持し、豆の成長をゆっくり促します。この「ゆっくり育つ」ことが味の深みになります。
③ 栽培期間:一般的な枝豆は種まきから約80日で収穫しますが、丹波黒は約150日。倍近い時間をかけて育てるからこそ、大粒で味の濃い豆になります。
よくある質問
Q. 丹波黒豆の旬はいつですか?
A. 旬は年2回あります。黒枝豆として食べるなら10月の約3週間、乾燥黒大豆(おせちの黒豆)として食べるなら12月〜1月が旬です。
Q. 黒枝豆はいつからいつまで買えますか?
A. 例年10月第2月曜日の解禁日から10月末まで、約3週間のみの販売です。数量限定のため、8月頃からの予約がおすすめです。
Q. 黒枝豆と普通の枝豆は何が違いますか?
A. 丹波黒枝豆は黒大豆を枝豆の状態で収穫したものです。一般的な枝豆より粒が大きく、甘みとコクが強いのが特徴です。栽培期間も約150日と、一般的な枝豆(約80日)の倍近くかけて育てます。
Q. 通販で購入できますか?
A. はい。収穫当日に発送しており、新鮮な状態でお届けします。10月シーズンは予約が早期に埋まるため、お早めにご確認ください。
丹波黒枝豆・黒大豆の購入方法
当農場では、丹波黒枝豆と黒大豆を農場から直接お届けしています。自社製の樹木堆肥を使用し、使用薬剤回数を制限した栽培を行っています。
丹波黒枝豆(10月限定)
- 農場直売価格:500g ¥1,200(税込)
- 通販:1kg ¥2,800〜(収穫日発送)
- ご予約:8月頃から受付開始
- 直売所:丹波篠山市今田町辰巳14-5(10月10日〜 毎日10:00〜17:00)
丹波黒大豆(12月〜)
- 500g ¥3,200〜
- 通年販売(在庫がなくなり次第終了)
- のし・ギフト対応可
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